最近誤審が多いです。
多すぎてもはや何が誤審で何が正しいのかわからなくなってきました。
特にオフサイドの誤審が多いのでアシスタントレフェリーに対して研修などを実施して再教育してほしいくらいです。
チェルシーのモウリーニョ監督も言っていましたが、明らかに誤審と思えるような判定や不可解な判定をした場合は両チームの監督の要請があれば主審もしくは副審が会見でその時の判定について会見で喋るようにしたほうがいいのでは…
プレッシャーもきついので審判人口が減ってきている(イングランドでは)そうですが、プロ(イングランドでは)なんだからそれぐらいの意識と責任感は必要かと思います。
オフサイド
オフサイドはサッカーのルールで最も複雑でわかりにくいルールだと思います。
このルールを簡単に言い表すとしたら
オフサイドポジションにいる選手に対して、パスを出す事を禁止する
オフサイド (サッカー) - Wikipedia (2007-02-27)
といえます。
そして、オフサイドポジションとは以下の3点の条件を満たした位置のことを指します。
- 相手陣内にいる
- ボールより前にいる
- 相手の2番目に後ろにいる選手よりゴールラインに近い位置にいる
これをふまえて最近1週間にあった試合のオフサイドに関わる誤審を見ていきたいと思います。
参考リンク:
オフサイド(サッカー)-Wikipedia
FLASHによるオフサイド解説-FIFA.com
ケース1 インテルvsバレンシア
この試合の前半29分にカンビアッソが先制ゴールを挙げました。実際はそのゴールはオフサイド。
右からのFKをイブラヒモビッチが強引にボールに触れ、そのシュートをカニサレスが弾いたところをカンビアッソが押し込みました。こぼれ玉に反応したカンビアッソはFKが蹴られた瞬間はオンサイドの位置にいましたが、イブラヒモビッチがボールに触れた瞬間にはオフサイドの位置にいました。イブラヒモビッチが触ってからカンビアッソが押し込むまでに相手GKのカニサレスがボールに触れていますが、イブラヒモビッチが触った瞬間にオフサイドポジションにいたのでカンビアッソはオフサイドの判定を受けるべきでした。
この試合の結果は2-2。あの誤審が無かったら1-2でバレンシアが勝っていたとは言い切れませんし、あのゴールがあったからこそ(展開が変わって)面白い試合になったと考えることも出来ます。しかし、やはり誤審によって結果を左右されるのは当事者からしても第三者からしても納得できないものです。
CLという大きな大会に相応しくないかなり初歩的なミスでした。今後こういうミスはなくしていってもらいたい。
ケース2 AマドリーvsRマドリー
この試合でも同じような誤審がありました。
ケース1と同じく右からのFKでした。このFKがエリア内のアトレティコの選手が誰一人合わせられずボールが流れていってしまいますが、ポストに当たってちょうどフリーになっていたペレアの元へ跳ね返ってきたところを頭で押し込みました。
押し込んだ瞬間、ペレアともう一人(フラドだったかな)がDFラインの裏でフリーになっていました。確かにオフサイドか!?と思う場面でしたが、実際はオンサイド。
まず、FKを蹴られた瞬間にペレアともう一人はDFラインよりも後ろにいました。そしてボールが流れていって跳ね返ってきた瞬間に2人ともDFラインの前に出ていました。そして押し込んで、ペレアは大喜び。しかし、判定はオフサイド。
まずボールが蹴られた瞬間はオンサイドですし、跳ね返ってきた時に一見オフサイドポジションにいるように思えますが、ボールがポストに当たった瞬間=ボールが蹴られた瞬間と考えてもボールより後ろに選手がいるのでオフサイドルールは適用されません。
恐らく審判も複雑な場面だったので困惑したのでしょう。 ((僕はオンサイドだと思いましたが、念のため色々調べました))僕の仮説ではマドリーのDFのエルゲラが勢いよく副審にオフサイドをアピールしたのでフラッグを上げたんじゃないかと思います。
仮説が外れていることを願いますが、もし本当だとしたらこの副審は素人レベルです。選手がアピールをしたから判定を決めるなんてプロのしかも大一番であってはならないことです。実際、自分がプレイしている試合でオフサイドをアピールして恩恵を受けたことがありますが、それが許されるのはアマチュアレベルでしょう。
しかも、この試合は酷い内容だったRマドリーが不安定だったAマドリーの守備の隙を突いて得点。引き分けに終わったので何とも後味が悪かった。
Aマドリーが決めるところで決めていたら勝てた試合ですがそれとこれとは話が別でしょう。副審に何故フラッグを上げたか問いたい。
ケース3 チェルシーvsアーセナル
この試合のオフサイドは上記2ケースとは異質といえます。上記2ケースはどちらかと言えばややこしいオフサイド。
しかし、この試合のものは副審のレベル、見方によって左右される初歩的なミスでした。
とは言ってもこの試合を観戦したけれど、得点シーンはハイライトでしか見ていなく、正確な判断は下せません。僕の目にはギリギリ並んでいてオンサイドだと思いました。ただ、アーセナルファンやベンゲルから判定に対するクレームの声があるので恐らくオフサイドだったんでしょう。
問題のシーンは前半18分のドログバの得点シーンです。中盤の左寄りの位置からバラックが出したパスをDFの裏でフリーになっていたドログバが受けました。キーパーとの1vs1を冷静に決めて同点となったシーンです。
試合中のハイライトで流れた映像で見ると前に行こうとするドログバの頭だけがちょっと抜け出していたというレベルに見えました。個人的にこれは誤審の範疇には入りませんが、プレミアシップ(だけに限らないでしょうが)を見ていたら明らかにオフサイドなのにオンサイドになったりオンサイドなのにオフサイドと判定されるシーンが目に付きます。審判への信頼感、ゲームを楽しく見るためにはそのような初歩的なミスは撲滅して欲しいです。
あと、ベンゲルは乱闘直前のアデバヨールのシュートシーンはオフサイドではなかったと言っていますが、オフサイドでした。あの監督は自チームの選手に甘すぎる。
その他の誤審
プッシング
リールvsマンチェスター・ユナイテッドの試合でのことですが、オデムウィンギがヘディングでゴールを奪ったかのように見えたシーン。あのゴールは綺麗でした。しかし、審判の判定によりノーゴール。
理由はオデムウィンギのヴィディッチへのプッシングです。ハイライトのスロー映像を見ると確かに押していることが確認されましたが、ちょっと手で押しただけのレベルに見えました。あそこまで厳格にファールをとったらサッカーがつまらなくなるという、誰かのコメントに同意です。プロの場合は特にダイブが横行しているので少し押しただけでも大げさに転ぶ選手もいますので審判は大変ですね。
危険なプレー
テリーがディアビに蹴られたプレーはPKであるという声もあります。けど、あのプレーは難しい場面だったので審判によって判断が違うと思います。同じ週のプレミアリーグでクラウチが顔面を蹴られてて流血するシーンがありました。その試合をちゃんと見ていないのでわかりませんが、そのプレーでPKを与えられたのならチェルシーにもPKを与えるべきだったのかなとは思います。
本題はこちら。エールディヴィジのAZvsアヤックスの試合です。
こちらの試合でダービッツが退場しました。しかし、これは誤審とは言えないでしょう。
問題のシーンはAZの得点シーンでした。クロスボールに反応して飛び出したアヤックスGKのステケレンブルフとAZの選手が交錯。そのこぼれ玉をマルテンスが拾ってゴールというシーンでした。
ステケレンブルフはその後負傷して治療のため数分間試合が中断しました。何があったのかというと、交錯したときにAZの選手がスパイクの裏を見せて突っ込んでいき、ステケレンブルフに激突したのです。普通なら危険なプレーでファールをとって少なくともイエローカードを出すべきところを審判は見逃してしまい、ゴールを認めてしまいました。
10人でしかも3人交代していたのでGKを変えることが出来なかったアヤックスはよくやったと思います。しかし、完全なファールが結果を左右したのはとても残念です。
暴力行為
オフサイドのケース3のチェルシーvsアーセナルで暴力行為によって誤審が起こったようです。
ロスタイムに乱闘がありましたが、そのドサクサ紛れにブリッジが何者かに殴られたようです。
主審は副審と協議の末にアデバヨールにレッドカードを提示しました。ところが納得できないアデバヨールが大暴れ。実はブリッジを殴ったのはエブエだそうです。こういうカード対象者の取り違えはあり得ないミスです。数年前のチェルシーvsトッテナムの試合でも相手を殴ったのはメルキオットだったのに誤審でハッセルバインクが退場した試合があります。無実の罪をきせられたものが罰せられ、加害者が無罪放免という矛盾だけでなく、結果や展開を左右することにもなります。キッチリ見て試合を裁いて欲しいです。
まとめ
というわけで最近特に多いと感じた誤審。
特にビッグゲームでは細心の注意を払って試合を裁くのと高いレベルの審判に笛を吹かせるべきだと思います。やはり、致命的なミスを犯した審判には出場停止とかではなく研修などの再教育を受けさせることが重要だと思います。
そして状況に応じて筆記、実技試験で一定の点数を取らないと再びトップリーグで笛を吹かせないくらいにすればいいのにと思います。
FIFAのルールもコロコロ変わってややこしいですが、審判が試合を壊すことが無いようになってほしいと思います。




