冷や汗どころじゃありませんでした。
クラブワールドカップの結果を知って笑っていました。親にこれだけ馬鹿にしていたらチェルシーも負けてしまうかもしれんと話していました。前半は最悪の出来で後半開始直後に盛り返したものの中盤に引き離されてもう駄目かと諦めていました…カルー、ドログバがまたもポストにぶち当てるわで今日も運が無いなと思っていたらナイスゴールとスーパーゴールで「まさか」の逆転勝利。先制され追いついた後に追加点を奪われた末の逆転勝利なんて初めてだったのでは?もうこんなスリリングな展開は結構ですって気持ちと共に今季は危ないなというの気持ちが一層強くなりました。
前半は最悪な戦い
腰痛でテリーを欠いたこの試合ですがブラールーズがしっかり穴埋めしてくれるだろうと考えていましたが、全然駄目でした。ブラールーズはどんどん悪くなっていっていますね…ホームでのバルセローナ戦で燃え尽きた感もあります…AJ(アンドリュー・ジョンソン)とアニチュベに手を焼いていてドリブル突破されるかけるわ裏に抜け出されそうになるわで危なっかしかったです。ファールで止める場面も多くて、しまいにはPKまで与えてしまいました。あの場面はインターセプトできると思い前に出たけど失敗してしまい、アニチュベをホールドしてしまったわけですが、PAの中でしたしタイミングが遅れていたので無理に獲りに行く必要は無かったでしょう。
PKのキッカーはアルテタ。イラリオはブレイズ戦でPKをストップしていますが、巧者アルテタのPKを防ぐことは出来ませんでした。もしかしたら止めてくれるかもと思っていましたがPK職人のクディチーニのようには行きませんでした。そのクディチーニは負傷で離脱中…
PKを決めたアルテタですが、中盤のキーマンとしてこの試合で大活躍でした。キープ、ドリブルが冴え渡り何度もチャンスを演出していましたしチェルシーDFに脅威を与え続けていました。前半は左サイドに居る場面が多くてちょうどバラックにしてほしいようなプレーをしていました。
対してバラックは守備ではそこそこ頑張っているものの攻撃時にイージーミスが多すぎです。簡単なパス交換もままならずリズムを崩す原因になっています。解説の粕谷氏も名指しで批判していたけれど、バラックをアンタッチャブルと言って使い続けるモウリーニョの意図がわからない。擁護するのはわかるが、何故バラックだけ?選手の性格も織り込んでのことなのでしょうか…
そんなわけでロッベンのFW起用も当たらず前半はドログバとランパードのシュートだけで終わる貧しい内容。0-1というスコアからも後半は攻めに出るだろうと予想され、実況・解説は面白くなりましたとコメントしているがチェルシーファンからしたら面白くない。
地獄から天国へ
後半は開始直後のゴール前でのFKをバラックが蹴りました。そのシュートが綺麗な弾道を描いてゴールに向かいます。ハワードがパンチしたもののうまく当てることが出来ずポストに跳ね返ったボールは横っ飛びをしているハワードの背中に当たりゴール!攻撃にうまく絡めていないバラックの見事なゴールでした!
その後はバラックは地震を持ってプレーしていました。サイドチェンジや散らすパスでは巧さを見せます。
しかし、先制したチェルシーですが波に乗れません。
62分頃にまたもブラールーズが自陣深くでファール。そのFKをクリアしてCK。さらにクリアしてもう一度蹴られたFKからヨボのヘッドを許し追加点を奪われてしまいました。このシーンはバラックが無理にヘディングにいってエシアンの邪魔をしていた感じも…さらにバラックに当たってコースが変わったような気がしました。攻撃時のCKでも無理に合わせにいってドログバの邪魔をしていた場面もありました、必死さが空回りしている印象もあります。
攻めないといけないチェルシーはシェフチェンコとブリッジを入れてサイドを厚くしました。しかし、シェフチェンコもまたイマイチ。完全にかみ合っていませんしあわててミスしてチャンスを潰す場面がありました。
それでもチェルシーは後半35分頃にカルーのパスを受けたランパードがPA左側のすぐ外からミドルシュートを放つとこれまた見事な弾道でゴールに突き刺さりました。さらにその5分ほど後にはイラリオのフィードをシェフチェンコが頭で繋いでドログバに渡りました。胸トラップで反転し、マーカーがいなかったのでじっくりゴールを見定めてロングシュートオオオオオオオオオ!!!ドライブシュートが見事にゴールに突き刺さり大逆転!試合もその後は危なげなく終わり大逆転勝利!展開とゴールだけはスペクタクルでした。
やっぱり…
今季のモウリーニョは前半のパフォーマンスについて言及することが多いです。この試合もまさに最悪という展開で僕としては駄目すぎて腹の立つ展開でした。毎試合駄目な感じなのに何故毎試合活躍できていない選手を使うのかは不可解ですが…今のチェルシーでは出たら確実に仕事をしてくれる選手が少ないのが原因かもしれません。
本来はこんなことを言っちゃ駄目なんですけど、チェルシーは大金を投じて獲得しているわりに中途半端なプレイヤーを獲得してしまうことが多いですね。とは言えまだ移籍してそんなに時間が経っていない選手が多いですしモウリーニョのサッカーは戦術面で要求されることが多いでしょうから一概には言えませんが。
少なくともこの試合ではバラックよりアルテタ(新加入選手ではないけど)、ブラールーズよりレスコットのほうがいいプレーをしていましたねぇ。
3連覇+CL制覇を目指すなら各ポジションに補強は必要でしょう。特にCBとFWが最重要と言ったところでしょうか。次はミッドウィークのCCニューカッスル戦ですが活躍しない可能性が高いけれどライト=フィリップスをFWで使ってみて欲しいです。うーむ。今季のチェルシーは予想外に選手のやりくりに苦しんでいてかなり苦しい状態です。そんな中でこの試合を勝てたことは大きいと思います。
しかもその後の試合でなんとユナイテッドが敗れました!カービッシュリー就任初試合で大金星!これで勝ち点差を2に縮めたという意味でも大きな試合でした。
モウリーニョ監督。2連覇中の王者なんですからファンにフラストレーションをたまらせるような試合は止めてくださいね。
毎試合後半のもう追撃で勝ち点をものにしますし、前半からもっと攻めてもいいのでは?それともCLで実力のあるクラブに対抗するためのレッスンとしてプレミアでも前半は耐えるという課題を持って試合に臨んでいるのでしょうか。
なんにせよ僕としては今季のモウリーニョの意図が見えないので苦しいシーズンとなっています。




