06-07シーズン。そう、今季からリーガエスパニョーラの強豪バルセローナが胸にスポンサーを入れることを決意した。今まで胸スポンサーの広告収入には頼らず全世界に14万人いると言われているバルサのソシオの会費が財政を支えていた。
以前からバルサの胸スポンサーを入れるかどうかというニュースは取りざたされていて、ソシオの総会でも承認を得ていたようだ。そして北京オリンピックなどの候補の名からUNICEFが選ばれた。
ユニセフは、第二次大戦で被災した子どもたちの緊急援助を目的に1946年の第1回国連総会で国連国際児童緊急基金(United Nations International Children’s Emergency Fund=UNICEF)として設立されました。
その後、活動の重点を開発途上国の子どもたちを対象とした社会開発に移し、国連児童基金(United Nations Children’s Fund)と改称されましたが、UNICEFの略称は世界中の人々に親しまれていたため、そのまま現在まで引き継がれています。
日本ユニセフ協会・ユニセフについて ユニセフとは (2006-09-25)
UNICEFと5年契約したバルサはスポンサー料を受け取らず、逆に毎年190万ドル(2億2,200万円余)、総額950万ドル(11億1,100万円余り)を支払いユニセフの活動を支援することを決めた。
ここで疑問が。バルサはお金が必要だからスポンサーを探していたはずでは?
なのに何故お金を払ってまでユニセフのロゴを入れることに決めたんだろう。
日本のバルセロナファンの多くは伝統を崩してまでユニセフを支援すると決めたラポルタ会長の“英断”を高く評価しているようだ。
しかし、どうだろう。これはラポルタが自身の将来のためのクラブの政治的利用ではないだろうか?クラブのファンも納得(少なくとも日本では)、クラブのイメージと会長のイメージが向上する。
バルサほどの大きいクラブが資金難とは年間2億円“しか”払わないのかと思ったのはチェルシーファンである所以だろうか(ロナウジーニョの年俸は18億円と言われている)。
わざわざ大々的にアナウンスして寄付しているところにきな臭さを感じる。
皆の知らないところで寄付している選手は多くいる。
有名だがイタリアのフランチェスコ・トッティはバルサと比べれば額が少ないとはいえ自身のお馬鹿本の印税の半分をユニセフに、もう半分を老人福祉事業に寄付した(2003年7月の時点で計3300万円を寄付したと伝えられている)。
トッティの逸話や他の選手でも知らないところで地道に寄付や募金活動をしているクラブがある。
確かにバルサがユニセフに支援するということは素晴らしいことだ。
しかし、何か裏があるかもしれない。そんなことを考えずにはいられない…




